No.049 冬ごもりに欠かせない6枚
2007/12/03 | タグ:ECD Phil Spector 中田ヤスタカ 久保田麻琴 曽我部恵一 電気グルーヴ 音羽信
発作的にWiiを購入してしまいました。ピノキオとヨッシーという地味目のコンビに、ボーリングみたいな地味ゲームをやらせる、という地味な遊び方が気に入ってます。これで年末年始の過ごし方は決まった! というわけで今週は、冬ごもりに欠かせない6枚をご紹介いたします。
電気ビリビリ!な2枚
1. 電気グルーヴ“少年ヤング”まずは電気グルーヴ、実に8年ぶりのニュー・シングル“少年ヤング”。80年代総決算的なPVが話題を集めまくってますが、肝心の音の方もやはり素晴らしい。レイヴ~マンチェ時代のニュー・オーダーを思い起こさせるバレアリック・ビートに乗せて、卓球氏の歌心あふれるヴォーカルが舞い踊る会心のポップ・チューンです。大槻ケンヂ原作/ケラリーノ・サンドロヴィッチ監督の映画「グミ・チョコレート・パイン」のエンディング・テーマとなっております。
2. capsule『FLASH BACK』続いては、capsuleの10枚目となるオリジナル・アルバム『FLASH BACK』。前作『Sugarless GiRL』も、かなりフロア寄りの作品でしたが、本作は、さらにその傾向が進み、もはや〈クラブ・トラック集〉と言っていい一枚となっております。とは言え、ダンス・ミュージックの機能性を重視しながらも、ポップで親しみやすい手触りを残しているあたりは、さすがの一言。今をときめくポップ・メイカー、中田ヤスタカの面目躍如といったところでしょうか。
インディペンデントに我が道を行くお二人
3. 曽我部恵一ランデヴーバンド『おはよう』曽我部恵一が、早くもニュー・アルバムを発表。〈曽我部恵一ランデヴーバンド〉名義による『おはよう』です。ドラムレスのフォーキーな音の手触りや、バンド・セッションが生み出す息づかいが生々しく封じ込まれた、至高のアコースティック・アルバム。今年の夏を彩った『blue』が〈夏盤〉ならば、こちらは〈冬盤〉。こたつでぬくぬくしながら聴きたいところです。
4. ECD『FUN CLUB』先ごろ刊行された音楽的自伝「いるべき場所」も話題のラッパー、ECDが、11枚目のアルバム『FUN CLUB』をリリースです。ファンキーな和モノ・ネタの曲あり、TB-303を駆使したビキビキのエレクトロあり、ポップスのカヴァー(“翼をください”)ありの本作は、文字通り、彼のキャリアの集大成と言っていいのでは。また、自主以降後のアルバムの中では、最も開放的でエンターテイメント感のある印象も受けました。
注目の再発もの
5. 音羽信『わすれがたみ』再発作品を2枚ほど。ゴングのサイケ男、デヴィッド・アレンにもなぞらえられるシンガー、音羽信が唯一残したアルバム『わすれがたみ』が、ついにCD化されることになりました。オリジナルは75年に自主制作で発表された幻のレア作。久保田麻琴がほとんどの楽曲のプロデュースを手がけ、夕焼け楽団のメンバーがバックを担当した国産アシッド・フォークの最重要盤です。
6. Phil Spector『A Christmas Gift For You From Phil Spector』最後は季節もの。米ポップ史に燦然とその名を残すプロデューサー、フィル・スペクターが制作したクリスマス・アルバムの大定番『A Christmas Gift For You From Phil Spector』です。権利の関係で長らく国内盤が流通してませんでしたが、いよいよ紙ジャケ使用で復刻されることになりました。めくるめく〈ウォール・オブ・サウンド〉で鳴らされる、ドリーミーなクリスマス曲の数々をご堪能ください。ではまた来週。
●今回紹介したディスクはこちら↓で購入することが可能です
『FLASH BACK』
『FUN CLUB』
『わすれがたみ』
























“少年ヤング”