No.048 突然の病魔から身を救う6枚
2007/11/26 | タグ:delofamilia DJ OZMA JPC Band MEG ORANGE RANGE ZAZEN BOYS ハナレグミ 信近エリ 原田郁子 向井秀徳 嶺川貴子
先日、背中に突然直径4cmほどのコブが出現し、病院に行ったら3時間もの大手術になってしまいました。そして、中から出てきたのがタコの化け物かエイリアンかっていうようなグロテスクな生き物。いわゆる腫瘍だそうで、原因は不明だそうです。怖いですね~、現代社会。そんな突然の病魔の出現にも、音楽があれば大丈夫!ということで、踊って、考えて、よく眠れる6枚をセレクトいたしましした。
人生はパーティだよね!な2枚
1. MEG『Beam』まずは、男女問わずカリスマ的支持を受けるMEGのニューアルバム『Beam』(12月5日発売)です。こりゃまたタイトルが素晴らしいですね。「メグビーム! どきゅーん」とか言われてKOしない男子はいないでしょう。しかも、プロデューサーは先行シングル“OK”に続いて中田ヤスタカ氏(capsule)。Perfumeのブレイクで、彼のすごさはJ-POP層にも知られるものとなりましたが、この作品でもその才能が湧き水のように溢れ出ています。特に3曲目“Girly Step”や7曲目の“Model”はむちゃくちゃ踊れて、Perfumeファンも要チェック。中田ヤスタカ氏は人気モデルの酒井景都のユニットCOLTEMONIKHAでのアルバムも9月に発売し、12月には本家capsuleのアルバムも発売。1月にはPerfumeのシングルも発売と、そのハードワーカーぶりには驚嘆するばかりです。
2. DJ OZMA『I Love Party People 2』そして、続きまして、DJ OZMAのセカンド・アルバム『I Love Party Peopel 2』(12月5日発売)です。“疾風迅雷~命BOM-BA-YE~”、 “E.YO.NE!!”、 “Lie-Lie-Lie”、 “Spiderman”、 “TOKYO BOOGiE BACK”、 “For You”などのヒット・シングルを含む超強力盤!とのことですが、お恥ずかしながらリアルに1曲も知りませんでした……。勉強し直します。けど、どれもこれも破壊力があるキラーなチューンばかり。子供に人気があるというのも納得です。しかも、なんと13曲目には下ネタ全開のラップが満載の“ONE NIGHT CARNIVAL”のセルフ(?)カバーも! 中田ヤスタカ氏しかり、DJ OZMAしかり、そのエネルギーはどこから来るのでしょう。最近はライヴで人生(Zin-Say)の“オールナイトロング”をやっているそうで、そちらの音源化もしてほしいですね。
お江戸・イズ・ストレンジな2枚
3. ZAZEN BOYS“I Don't Wanna Be With You”お次は、ZAZEN BOYSのシングル“I Don't Wanna Be With You”(12月5日発売)を。ベースの日向秀和が脱退し、新ベースに吉田一郎が加入した後の新体制となって初のシングルだけに、そのモデルチェンジぶりに期待が高まりますが、これがもういきなりイントロから謎の80's風のシンセで始まり、サビは裏声のコーラスと、怪しさたっぷり。これまでもリスナーの期待や予想をぶっちぎってきた彼らですが、これはさすがに戸惑いを明らかにするファンも多いのではないでしょうか。でも、僕は大好きです。80年代ノーウェイヴな雰囲気が。カップリングの3曲もかなりキてます。“NABE&SADA”なんてタイトルにも象徴されるように、ジャズ/フュージョンのような様相も見せています。
4.JPC Band『暁-akatsuki-』そして、ZAZEN BOYSの向井秀徳も絶賛する和風ラガ・ヒップホップ・バンド、JPC Bandのおよそ2年9ヶ月ぶりとなるニュー・アルバム『暁-akatsuki-』(発売中)です。レゲエ、ヒップホップ、ダブ、ドラムンベースを咀嚼したサウンドにお江戸の要素を追加した世界観は相変わらずですが、以前に比べてもファンクさを増し、最高に踊れます。現代社会のカオスぶりが暴走しているだけに、このようなメッセージの強いレベル・ミュージックは強く求められているのではないでしょうか。ラストの子供のコーラス&合いの手が入った“暁”が感動的でした。
不眠症気味のあなたをよく眠らせる2枚
5. delofamilia『quiet life』ORANGE RANGEの音楽的ブレーンであるギタリスト兼バンドリーダーのNAOTOのソロ・プロジェクト〈delofamilia(デロファミリア)〉のファーストアルバム『quiet life』(12月5日発売)です。いやいや、これはマジでよいです。今回の6枚のうち大賞です。アンビエントでキラキラしたエレクトロのビートに女性ヴォーカルが絡まり、徐々に徐々に高揚させ、サビでは泣きそうになるほど綺麗なメロディが飛び出る。時折、笛の音やストリングスが出てきて、無国籍な雰囲気もいいです。ゲストヴォーカルには信近エリ、車谷浩司(AIR)の名前も。ターゲットはORANGE RANGEファンではなく、海外のマーケットでしょうか。AIRファンとも感じあうポイントがある気がします。
6. V.A.『おやすみなさい』そして最後を飾るのは、ハナレグミや原田郁子、コーネリアスが参加したことでも話題となった新しい子守唄コンピレーション『ドレミでうたおう』、『リズムであそぼう』に続く第3弾『おやすみなさい』です。今回は高田漣やハナレグミ、原田郁子らのレギュラー・メンバーに加えて、嶺川貴子や内田也哉子などのお母さん系アーティストが参加。嶺川貴子さんは割りと直球でしっとりとした歌を歌っており、内田也哉子さんの“Water Me”はキャロル・キングのようです。親子ともども気持ちよく眠りに落ちれる作品ですね。こういうキッズ向けのアルバムがもっと充実していったらいいなと思います。
ではでは、いろいろ眠れないことの多い世の中ですが、これらの作品を聴いてSleep Warm!! また来週!!
●今回紹介したディスクはこちら↓で購入することが可能です
『I Love Party People 2』
『暁-akatsuki-』
『おやすみなさい』























『Beam』