No.040 福田康夫新首相とともに、新しい国作りを盛り上げる6枚
2007/10/02 | タグ:Jose Gonzalez MEG Soma スピッツ ユニコーン 大塚愛
アキバ系の麻生太郎氏を抑え、福田康夫氏が新首相になりました。〈自立と共生〉〈希望と安心の国〉を目指して、みんなで力をあわせていきましょう。今回はそんな新しい国づくりを盛り上げる6枚を紹介いたします。ところで、福田さんって音楽どんなの聴くのかな? 普通に演歌かな? 小泉純一郎元首相がカーターU.S.M.を好きと聞いてぶったまげたのも、もう遠い話ですが。
これぞ日本が世界に誇るロックだ~!な2枚
スピッツ『さざなみCD』まずは、もうトップバッターにふさわし過ぎるスピッツのニュー・アルバム『さざなみCD』です。『スーベニア』以来、2年9ヶ月ぶりとなるオリジナル・アルバムですが、毎度毎度タイトルが胸キュンすぎ。聴く前からフワフワした気分で1曲目“僕のギター”をプレイするといきなり涙腺がウルウル。なんでシングルにしなかったの?ってくらい、いい曲です。その他も、“群青”“ルキンフォー”“魔法のコトバ”などのシングルはもちろん、全部全部の曲がもうハンパなく素晴らしい! 特に“Na-De-Na-De ボーイ”、“点と点”、“トビウオ”、“蓮”って曲は必聴です。こんなシンプルなアレンジなのに特濃ロックなんだから、演奏しているメンバーは超楽しいはず。一瞬、フガジ?って思いました。スピッツは女子もしくはおとなしい男の子が聴くものだと思ってる人は、早くその考えを改めて下さい。これこそがハードコアです。
V.A.『ユニコーン・トリビュート』そして、もう本当にその偉大さは一言じゃ言い表せない〈キング・オブ・日本のロックバンド〉ユニコーンの名曲を著名アーティストたちがカヴァーした『ユニコーン・トリビュート』。キャプテンストライダム、GRAPEVINE、CHEMISTRY、シュノーケル、SPARKS GO GO、つじあやの、スカパラ、DOPING PANDA、TRICERATOPS、PUFFY、PUSHIM、フジファブリック、星グランマニエと東京シュガー・ボーイズ(from 氣志團)、真心ブラザーズ、宮沢和史 in GANGA ZUMBA、MONGOL800、吉井和哉と、ロックフェスのようなビッグネームたちが並びますが、みんな意外と原曲に忠実にカヴァーしてるんですよね。ただ、ひとつ共通して言えるのが、とにかく楽しそう。そうなのです。バンドでカヴァーしたことある人ならわかると思いますが、ユニコーンの曲はカヴァーするとものすごく楽しいのです。“与える男”を歌う吉井和哉さんは少年のようだし、宮沢和史 in GANGA ZUMBAの“すばらしい日々”もさすがの出来。世界でヒットしそうです。
オーガニック&ナチュラルなライフスタイルを推進する2枚
Soma『Knock! Knock! Knock!』続きまして、ひよせ(Vo)、井本光紀(G)、粂井宏昭(Dr)から成る3人組、Somaのデビュー・アルバム『Knock! Knock! Knock!』です。“ラブリー”、“風をあつめて”、“リンダリンダ”など、邦楽ロックのマスターピースを超オリジナルな調理法で料理し、人々のド肝を抜いたカヴァー・アルバム『Essence of life "smile"』以来となる本作は、彼らならではのポップセンスとオーガニックな感触、アコースティックの生音が最高に気持ちいいサウンドが詰まっています。切ないバラード“SUKI”や不思議な季節感のクリスマスソング“ポラリス”など、聴けば聴くほど味が出る楽曲ばかりです。
Jose Gonzalez『In Our Nature』そして、〈SONY BRAVIA〉 のCMに“Heartbeats”が使われ、ファースト・アルバム『Veneer』がヨーロッパで爆発的ヒットを記録した天才シンガー・ソングライター、ホセ・ゴンザレスのセカンド・アルバム『In Our Nature』を。前作はどちらかと言えば、流れるような印象のBGM的な楽曲が多かったものの、この作品は1曲1曲のキャラ立ちがしっかりしています。マッシヴ・アタックのカヴァー“Teardrop”も含め、“How Low”、“Down The Line”など、サマソニでも来日した際にほとんどの曲をプレイしてくれていましたね。あの場に居合わせて、この曲ヤベー!と思った人、大丈夫です。アルバムでは、もっと緻密で味わい深いことになっています。近日中に彼のインタビュー第2弾をお届けしますので、お楽しみに!
もっともっと評価されるべし!な女性アーティスト2組
MEG“OK”そしてそして、デザイナー、モデルとしても同年代の女の子から支持を得、〈WIRE〉への出演や海外デビュー、セカンドライフ内でのバーチャルライブを行うなど、いつでもチャレンジャーな女の子、MEGのメジャー第1弾シングル“OK”を。一時は“GROOVE TUBE”や“イケナイコトカイ”をカヴァーしたりして(あれはあれでよかったけど)、音楽性が定まらない感じがありましたが、今回は中田ヤスタカ(capsule)をプロデュースに迎え、彼女の歌声のキュートさがピタリとハマった爽快なディスコ・ハウス・チューンに仕上がっています。ルックスも声もパーフェクトなのだから、もっともっと売れてほしい!
大塚愛『LOVE PiECE』そしてラストは、大塚愛の1年9ヶ月ぶり4枚目のアルバム『LOVE PiECE』です。今年3月に発売されたベスト・アルバム『愛am BEST』に収録されていないシングルが6曲も入っているとあり、ファンの方は間違いなく買うとは思いますが、もっと幅広く聴かれるべき作品だと思います。僕はファースト・アルバムをむちゃくちゃ聴きこんで、セカンド、サードはおとなしくなったなあと思って離れていた口ですが、“フレンジャー”で再びハマりました。今回も切ない四つ打ちポップ“未来タクシー”“Mackerel's canned food”を筆頭に、アラサー世代には懐かしい香り漂うビートパンク・チューン“蚊取線香”など、シングルを凌ぐキャッチーな楽曲が目白押し。今後はもっとロック側の人々へのアプローチを期待します。PUFFYや土屋アンナがサマソニに出るなら、大塚愛にも出てほしいんだけど、いかがでしょう? GO-BANG'Sが再結成してコラボレーションするのも面白いと思います。
以上! そんな感じで、これらの作品を聴いてよい国作りに励んでいきましょう! 福田康夫新首相はもしもこれを読んでいたら、若者文化を知るためにもどれか1枚お手にとってみてくださいね!
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