No.029 今夏おすすめサマー・オブ・ラヴ!な6枚
2007/07/18 | タグ:Bonnie Pink クレイジーケンバンド 中川翔子 倖田來未 小泉今日子 東京事変
台風一過でいよいよ夏です。夏の音楽最高! 1年の半分はサマー・チューン、もう半分はクリスマス・ソングを聴いて過ごしていたいと思っている筆者がご紹介する、今夏おすすめのJ-POPです。サマー・オブ・ラヴ!
注目の新譜J-POP
クレイジーケンバンド、バンド結成10周年にして9枚目のオリジナル・アルバムをリリース。その名も『SOUL電波』(1番、8月8日発売)。『SOUL電波』ですよ? ここはひとつ、このイルマティック過ぎるタイトルに敬意を表する意味でも、試聴もナシで即刻購入を決めて欲しいくらい。キャリアを重ねるごとにギラギラ、ヌラヌラと脂を上乗せし続ける彼らの絶倫っぷりが、またしても深~く刻印された濃厚アルバムです。本稿的には、ひと夏の刹那感を爽快に描いたポップ・チューン“タオル”を推薦。なお、近日中にCKB横山剣氏のインタビューもお届けする予定なので、お楽しみに!
続いてはボニー嬢。オリジナル作としては実に2年ぶりとなるアルバム『Thinking Out Loud』(2番、7月25日発売)が到着です。個人的にはリード・トラックの“Gimme A Beat”にノック・アウトされました(先行シングルにも収録されてた曲ですが)。07年夏現在、もっともモダンなサウンド・デザインがなされたポップ・チューン、だと思うんですがいかがでしょうか? 昨年大ヒットを記録した“A Perfect Sky”の新ヴァージョンも収録されてます。Amazonでは初回限定盤のほうが安いので、そちらがオススメです(→ 初回限定盤、通常盤)。
今年初頭には久々に個人名義での活動も見せた林檎ちゃん。夏を前にして、バンドの方も動き始めました。05年のメンバー入れ替え後は、グルーヴに重きを置いたサウンドを展開している東京事変。新曲“OSCA”(3番、発売中)もファンキーな重量感のあるベースを軸に飛ばしまくる攻めの1曲です。カップリング2曲がまた対照的なメロウ・ナンバーで、どちらも〈隠れ名曲〉感たっぷりの秀逸な仕上がり。こちらもぜひ御一聴あれ。
サマー・アンセムはこれだ!
ちょっとリリースは前ながらも、2007年のサマー・アンセム候補を2曲ご紹介。まずは倖田來未の4曲入りシングル“FREAKY”(4番、発売中)収録の“girls”を。彼女やあゆは、夏だけ、他の作品とは毛色の違う爽やかな楽曲をリリースしてくれるんですが、この“girls”も、まさにそんな1曲。これぞ〈夏のポップ・チューン〉の模範解答! なお初回限定盤には、各収録曲のリミックスも収録。参加リミキサーは、福富幸宏、カスケード、CUBISMO GRAFICOというお洒落ハウスな面々+セニョール・ココナッツのユニット、スーテック・コレクティヴ! いずれも〈やっつけ〉ではない、ナイスな仕事をしてますよ。
もう1曲は、しょこたんこと中川翔子のニュー・シングル“空色デイズ”(5番、発売中)に収録されてる“みつばちのささやき”。表題曲はシリアス系ロックな感じでアレですが、こちらのカップリングは近年稀に見る良質なアイドル・ポップに仕上がっております。しかも完全夏仕様! 今夏を代表する曲にはならないでしょうが、好事家の寵愛を受け続けそうな名曲。Perfumeあたりがお好きな方はぜひ。
アイドルと言えば……
では最後に往年のアイドルものを。永遠の〈錆びない女〉こと小泉今日子のアルバム17作が紙ジャケ仕様で再発されます。とにかく名曲の多い彼女。どれも名盤っちゃ名盤なんですが、1枚選ぶとすれば、やっぱり『KOIZUMI IN THE HOUSE』(6番、8月22日発売)でしょうか。驚愕のアシッド・ハウス歌謡“Fade Out”や、小西康陽による不安定すぎるメロディが素晴らしい“男の子はみんな”など、KYON2がKYON2としてカッティング・エッジな存在だった時代を象徴するアルバムですね。ではまた来週。
●今回紹介したディスクはこちら↓で購入することが可能です
“OSCA”
“FREAKY”
“空色デイズ”
『KOIZUMI IN THE HOUSE』























『SOUL電波』