Sly Mongoose (スライ・マングース)
2006/03/11 | タグ:Sly Mongoose スライ・マングース
ファンクやスカを奏でるグループが相次いで登場し、いわゆるダンス・バンドがそう珍しいものではなくなった'00年代の日本。Sly Mongooseは、まさにそんな流れの中から浮上してきたグルーヴ追求型のインスト・バンドだ。レゲエ、カリプソ、ラテンといったカリブ海周辺に浮かぶルード・ミュージックを基調としつつも、ルーツ志向とはまるで無縁。あらゆるセオリーから大胆にはみ出していくジャンル・レスなサウンドは、匿名的かつ無国籍。それでいて、今の東京でしか生まれ得ないだろう匂いがプンプンするのが面白い。
そのSly Mongooseが、3年ぶりとなる2ndアルバム『Tip Of The Tongue State』を発表した。1stアルバム『Sly Mongoose』とその後のミニ・アルバム『Dacascos』でも聴くことができたディスコ~ハウス的なアプローチがさらに比重を増してはいるものの、4つ打ちに特化した作品というわけではもちろんない。聴き手を未知の荒野へいざなうイビツな魅力に富んだ音世界が口を開けている。謎多き彼らの実像に迫るべく、バンドの首謀者である笹沼位吉氏にお話をうかがいました。


























