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Dinosaur Jr.(ダイナソー・ジュニア)

2007/08/31 | タグ:

●ダイナソーの音というのはやはりジャズマスターかなと思う

Dinosaur Jr.(ダイナソー・ジュニア)
photo:Hideo Ishida

――再結成以前からJは毎年のように日本に来ていますが、日本についてはどう思いますか?

J 日本でプレイするのは好きだよ。ただ時差ボケが酷いのでそれには毎回苦労するね。まあでも数日で馴れるのでそこから先はライブも楽しいし、大好きだ。

――日本に来たら必ずやることってありますか?

J 必ずやることっていうのはないね、来るたびに変わる。レコードを買いまくるときもあれば、ギターショップ巡りをするときもある。神社仏閣に行ったりすることもあるし、スターバックスでただのんびりしているだけの時もあるよ。

――日本には熱狂的なファンが多いように感じることはありますか?

J そうだね。日本のファンは他の国のファンと比べて本当に探求心が旺盛だ。単に曲が好き、アルバムが好きというだけじゃなく、その背景にある歴史や、バンド・メンバーの関係性や性格、そういうところまで掘り下げて知ろうとする。だからバンドに関する知識は他の国のファンに比べてすごく深いと思う。音楽に関して深いところまで掘り下げて聴いている感じがするね。ライブの時も音に対して集中してくれているなあと思うよ。

――そのことについてどう思いますか?もしかして不快だったりしますか?

J 不快ということはないよ、ただ、ライブの曲間で沈黙がおこることが多くて、それは何回遭遇しても正直ちょっとしんどいなとは思ってる。彼らがそれだけ集中しているからというのは理解しているけどね。もちろん日本に限らず他の国でも曲間で一瞬静かになったりすることがあるんだけど、それ自体ちょっと苦手かな。

――そうですね。やっぱり日本のファンはJの一挙手一投足に息を飲んで集中しているんですよ。僕もライブ中は大騒ぎしたいという気持ちもあるんですが、特に昔の曲は青春時代の想い出に直結してるので、押し黙って感動しながら聞いてしまうんですよね。

J It' OK(笑)。それはそれでいいんじゃないのかな。

――日本の後はヨーロッパツアーがあるようですが、その後のプランはありますか?

J 今のところノープランだけど、もしかしたらウィッチ(※2)のアルバムを作るかもしれないな。

――新作『beyond』をはじめ、最近のアルバムはすべてJの自宅スタジオで作っていますが、やっぱりレコーディングをするにはそこがベストな環境なのですか?

J 理想的までとは言えないが悪くないところだよ。機材面に関しては理想的な状態を作ろうと思うと予算が天井知らずになっちゃう。そういう意味ではベストではないけど、自分で納得できるレベルではあるよ。まあ、いいんじゃないかな。

――先日はサーストン・ムーアのソロアルバムもそこでレコーディングされたらしいですね。

Dinosaur Jr.(ダイナソー・ジュニア)

J うん。オレも何曲がギターで参加しているけど、ほとんどレコーディングには立ち会わなかったけどね。

――先日Jマスキス・モデルのジャズマスターが出ましたが、やっぱりあなたにとってジャズマスターは特別なギターなのでしょうか?

J 最初にギターを覚えたときに弾いていたのがジャズマスターだから一番使いやすいんだ。レコーディングはともかくライブではジャズマスターを一番多く使うなあ。ダイナソーJr.の音というのはやはりジャズマスターかなと思うよ。もちろん他のギターも好きだけどね。ソロでライブをやる時はアコギ(マーティン)を多く使うしね。

(2007.08.09 渋谷アンカレッジにて)

(※2)ウィッチ
 Jマスキスが長年の友人デイヴ・スウィートアップルと共に組んだ4人組ヘヴィーメタル・バンド。Jはドラマーとして参加している。06年にファースト・アルバム『Witch』(左画像)をリリース。今年5月にはDVDもリリースされている。

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