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井口啓子の西日本ロック紀行

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No.289 祝6周年! 大阪の秋の風物詩、Rainbow Hill

2011/08/04

Text: 井口啓子(SUPER!)

 赤ちゃんからじじばばまで、世代を超えた音楽ラヴァーズが服部緑地の空の下に集う、大阪の秋の風物詩〈Rainbow Hill〉が今年も開催決定。主催者であるムジカジャポニカ/夕凪の伊藤聖子姐さんから、第一弾報告が届きました。

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 現在決定している出演者は、曽我部恵一、ふちがみとふなと、ムッシュかまやつ×ははの気まぐれ、ビューティフルハミングバード、ムー……など、もはや常連と呼びたい面々に加え、過去にOBANDOS、フーレンズで出演済の安斎肇&みうらじゅん氏の勝手に観光協会、NHK教育「ストレッチマン・ハイパー」でおなじみの大道芸的音楽カルテット、みにまむす、そして今年初登場の栗コーダーカルテット。フェスと言えども、実際は普通のイヴェントの対バンとなんら変わりのないものが多いなかで、強~い横の繋がりによる、ゆるくも贅沢なセッションやハプニングこそ〈Rainbow Hill〉の真骨頂。昨年もベベチオ早瀬+ラリーパパ&カーネギーママ+ハッチハッチェルという豪華面々による“関白宣言”でオープニング。ムーにフーレンズが乱入したり、夕凪にハンバートハンバートの佐藤良成が参加したり、ラリーパパ&カーネギーママが奇跡の復活ライヴを行ったりとレアな企画満載だったが、今年はどんなサプライズが待ち受けているのか? このワクワク感は他のフェスにはちょっとない感じ。また、客席にテントを張ってお弁当を広げたり、芝生で酒盛りしつつゴロ寝したり、演奏中に子供が走り回ったり、お客さんサイドも好き勝手のスタイルで音楽を楽しむ、ピースでファミリアな空気も魅力。

 百聞は一見にしかず。まずは公式サイトにアップされている過去のスライドショーをご覧あれ。ライヴ風景はもとより、舞台美術や物販までイチから会場をつくりあげてゆく過程、リハ、そして本番、青空の下のステージと客席、楽屋や舞台裏の様子、やがて日が落ち、夜の闇に虹の照明が浮かびあがるクライマックス、そして終演後のステージ解体、搬出まで……。まるで一本の映画を見るような、仲間内のヨタ話から音楽のセンス・オブ・ワンダーが産み落とされる瞬間のドキュメントに思わずジーン。寄せられたコメントからも、関係者らの本フェスへのスペシャルな愛がひしひしと伝わってきます。

 近日中には第二弾出演者も発表予定。夏フェスに絶賛参加中の人もそうでない人も、秋空の下、素敵な音楽と人とうまい酒と食べ物とシャボン玉でハッピーな時間を過ごしてみてはいかが?

〈Rainbow Hill 2011〉
9月25日(日)大阪・服部緑地野外音楽堂
出演:栗コーダーカルテット、曽我部恵一、ビューティフルハミングバード、ふちがみとふなと、みうらじゅん&安斎肇の勝手に観光協会、みにまむす、ムー(続々)、ムッシュかまやつ、ははの気まぐれ、夕凪 ほか
開場/開演:11:30/11:30予定(18:00終演)
(入場時のみ混雑が予想されますので15分前には集合してください)
料金:前売3,500円、当日4,000円
http://rainbowhill.jp/

・文中に登場したアーティストの作品を紹介
4月にリリースされた曽我部恵一の新作『PINK』
10月19日にリリースされるビューティフルハミングバードの新作『HORIZON』
栗コーダーカルテット『15周年ベスト』
栗コーダーカルテットのベスト・アルバム『15周年ベスト』
ふちがみとふなと『フナトベーカリー』
ふちがみとふなとの2008年作『フナトベーカリー』

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