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井口啓子の西日本ロック紀行

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No.168 〈台湾のレジデンツ〉眼球先生(Mr.Eyeball)

2007/09/26 | タグ:

Text: 井口啓子(SUPER!)

 台湾に行ってきました。とにかく食べ物がおいしすぎて、胃袋の許すかぎり、食べまくった5日間。食べる以外にしたことといえば、謎のスリフトショップに行ったり、地元の青空カラオケに飛び入りしたり……。

眼球先生(Mr.Eyeball)
すべて「誠品書店」(台湾における西武/セゾン文化的な匂いのする大型書店)で購入。CANやBIG STARのアナログが面出ししてあったり、日本の実験音楽のコーナーがあったり。あと、モブ・ノリオ著「介護入門」の台湾版も発見。台湾人の友人いわく「おもしろかったがラップ調ではなかった」とか。

 台北在住の友人いわく「台湾にサブカルはない」とのことだったので、文化方面にはさして期待もしていなかったのですが、そんな中で偶然見つけたのがこちら。〈眼球先生〉。英名表記は〈Mr.Eyeball〉って……。さすがパクリ王国! なレジデンツまんまのルックスに惹かれ、思わず購入してみたところ、音の方はチープなピコピコ音にのせて「ママ、ママ~」と母親への慕情を歌ったエレポップあり、フルートの音色がちょっとラウンジ(両方の意味で)なムード歌謡あり。ボーカルスタイルは意外や正統派(普通の中国語の男性ボーカル)ながら、奇妙なSEや語りも盛り込まれ、一種のコンセプトアルバム的な作りになってるのがおもしろい。

眼球先生のライヴ映像?

 オフィシャルサイトによると、〈Mr.Eyeballは台湾で唯一の劇場監督、ブランドデザイナー、歌手、作家、アーチストなど多重な身分を持ている創作者〉で〈マイスタイル流の劇場には矛盾で平和な雰囲気が濃く、強くて特別な感染力があり、笑わせたり、皮肉な批判したりして、前衛的でも懐古的で、風変わりでも平和善良〉(以上、原文ママ)だそう。

 ちなみに、YouTubeでも舞台の映像がイロイロひっかかってきました。うーん。なんかビミョーではありますが、それだけに余計、何故に目玉?というところが気になる……。

 いま話題のチャイナエアラインなら、台北=関空往復で15,000円アンダーもアリなので、誰か日本に呼んでみてもらえないでしょうか。対バンは、溺れたエビの検死報告書さん辺りで、いかが?

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