No.165 八王子発・文部省推薦ポップバンド、いよいよ始動!
2007/09/04 | タグ:図書館 宮崎貴士 栗コーダーカルテット 田中亜矢
今年の夏もアヴァンチュールとは無縁に、読書や映画三昧で終わってしまった……。そんな文系インドア派の方に待望のバンドが登場しました。その名も〈図書館〉。
メンバーはジム・オルークもラブ・コールを送る八王子在住のシンガー・ソングライター宮崎貴士さん、同じく〈金延幸子の再来〉なんて言葉を軽ーく超えたみずみずしい歌を聴かせるシンガー・ソングライター田中亜矢さん、元ハイポジ・現栗コーダーカルテットのギタリスト近藤研ニさん、知久JONイトROMなど様々なユニットで活躍するドラマー、イトケンさんの四人。
想像してみてください。ドリーミーでファンタジックなサウンドにのせて、田中さんの〈水の上を歩けそう(C)足立守正〉な歌声がゆったりと響きわたるさまを……。これはもうキャロル・キング&ジェイムス・テイラーにも匹敵する、ポップス・ファン垂涎のコラボレーションですよ。
先日、送っていただいたデモCD-Rに収録されていた“別れの歌”、“タクシー怪談”、“図書礼讃”の三曲は、宮崎作曲が2曲、近藤さん作曲が1曲。作詞はいずれも宮崎ソロでおなじみの足立守正さん(QJのマンガ評でもおなじみ!)が手掛けており、牧歌的な情景描写とユーモラスの語り口の向こう側に〈喪われしもの〉への郷愁を感じさせるスチーリーは、まさに唯一無比。めくるめく探求心に文部省推薦のクオリティと品格を兼ね備えた作品世界は、宮崎駿や藤子不二雄にも通じる……といえば、さすがに大袈裟?(とはいえ、NHK「みんなのうた」ぐらいなら余裕でしょう)
小学校の頃、いろんな年代のいろんな本がぎっしり並んだ学校の図書館は、〈どこでもドア〉だらけのワンダーランドで、本棚を眺めているだけで妙にわくわくしたものだ。この〈図書館〉はまだ蔵書こそ多くはないが、居心地はすこぶる快適。この世界でいつまでも遊んでいたいから、二学期からは図書委員に立候補です。
・文中に登場したアーティストの作品を紹介
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