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VOTE! オバマ大統領候補とアーティストたち

2008/10/30 | タグ:

Text: Yoshizawa

Jay Z Free Obama Concert Miami- 99 Problems

 いよいよ来週11月4日に迫ったアメリカ大統領選挙。今なお熾烈な接戦を全世界が見守っている最中ですが、なかでも民主党候補のバラク・オバマ氏の徹底した変革と平和への意思は多くの人々の心を動かし、演説会では涙を流す国民もいるとか。今回はそんなオバマ候補を応援するべく立ち上がったアーティストたちの活動をご紹介。まずはジェイ・Zが激戦区マイアミにて行ったフリー・パフォーマンスの映像をご覧ください!

 オバマ氏が注目されている最大の理由は、彼が初の〈黒人大統領候補〉であること。というわけで、米ヒップホップ界のドンであるジェイ・Zが黙っているはずありません。幼くして父を亡くし、シングル・マザーのもとで育ち、貧困をものともせず苦学してハーヴァードのロー・スクールを超優秀な成績で卒業。後に大学教授、政治家、そして大統領候補に……というオバマ候補のサクセス・ストーリーに、ヒップホップ史上最高の成功者であるジェイ・Zは自身の姿を重ねたのでしょうか。

Beastie Boys - LIVE - No Sleep Till Brooklyn

 ヒップホップ勢からもう1組。〈Get Out And Vote〉の名のもとシェリル・クロウ、ジャック・ジョンソンらとともにツアーを行っているビースティー・ボーイズ。イスラム系の父親の血を引き、〈フセイン〉というミドル・ネームを持つオバマ氏の複雑なバックグラウンドは、黒人のみならずあらゆるマイノリティ層の共感を誘っています。人種のるつぼニュー・ヨークを体現する永遠の悪ガキ3人組も、人種としてはマイノリティにあたるユダヤ系。そんな彼らがオバマ候補を支持するのは、まさに必然であると言えるでしょう。

Bruce Springsteen, "Thunder Road", 10/4/08, Philadelphia

 もちろん彼を支持するのはマイノリティだけではありません。最後に登場するのはわれらが〈ボス〉、2004年にブッシュ大統領を政権から遠ざけるべく、パール・ジャム、R.E.M.、ジャクソン・ブラウンらと共に〈VOTE FOR CHANGE〉を率いたブルース・スプリングスティーンです。まだブッシュ大統領の人気が高かった最中、国民の大半を敵に回して決死の覚悟で戦い、そして敗れてしまった彼ですが、その挫折をものともせず今回も立ち上がってくれました。彼の不屈の精神は、必ずや多くのアメリカ国民の胸に響くことでしょう。さらにボスの盟友であるパール・ジャムも、今回の選挙のために2004年の〈VOTE FOR CHANGE〉の様子を収録した映像作品をオフィシャルサイトにて無料配信することを発表しています。こちらはその予告編。

Pearl Jam: Vote For Change? 2004 - Trailer 1

 イラク戦争の泥沼化、物価高騰、サブプライム、温暖化、そして今夏に突如として起こった金融システムの崩壊などなど、かつてない歴史の転換期に差しかかってるアメリカ。はたしてオバマ候補に託された希望は報いられるのか? 今後の世界の行く末を決める選挙の結果は、いよいよ来週発表です。

American Gangster

アーティスト:Jay-Z
価格:\1,048

関連リンク

Welcome to Obama for America

MySpace.com 〈Jay-Z〉 オフィシャルページ

Beastie Boys オフィシャルサイト

Bruce Springsteen オフィシャルサイト

Pearl Jam オフィシャルサイト

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