サマソニにも出演! テノリオンを操るエレクトロ小悪魔の新人、Little Boots
2009/06/21 | タグ:Hot Chip I Am Robot And Proud Little Boots
〈エレクトロ小悪魔〉といえばアメリカではレディー・ガガ、日本ではPerfumeのかしゆかと昔から相場が決まっておりますが、エレポップの本場でもあるイギリスからもついに小悪魔が登場しました! その名もリトル・ブーツ!
リトル・ブーツはイギリスはブラックプール出身の25歳、ヴィクトリア・ヘスケスのソロ・ユニット。元々はデッド・ディスコというガールズ・バンドのリード・シンガーとして活動していたのですが、2007年脱退後にソロに転向し、友人たちから呼ばれていた「カリギュラ」(1980年に莫大な資金を投じて制作されたローマ帝国の同名の皇帝の生涯を描いたポルノ映画のタイトル)というラテン語のあだ名を英訳した「リトル・ブーツ」と名乗って、新たに活動を始めました。
彼女の名を広く知らしめるところとなったのは、何といってもYouTubeで彼女自身がアップした数々のユニークな動画によってでした。それでは、まずその動画のひとつをご覧下さい!
little boots - hot chip tenorion cover
こちらの元の曲はコチラ。
Hot Chip - Ready For The Floor - Official Video
彼女が手にしてる不思議な楽器は、ご存知の方も多いかもしれませんが、日本発祥の楽器、テノリオンです。メディアアーティスト岩井俊雄とヤマハとのコラボレーションによって制作された〈21世紀の音楽インターフェース〉と呼ばれるこの楽器は、盤面上の16×16個のLEDボタンを使って、音楽の知識がなくても視覚的・直感的に作曲/演奏することが可能で、その斬新さから既に日本を初めとする電子音楽系のミュージシャンの間では大きな話題となっており、ライヴで使用する人も徐々に現れてきています。
I Am Robot and Proud - Tenori-on
本題に戻りますが、リトル・ブーツはこのテノリオンを駆使して、ホット・チップやMGMT、シンディ・ローパーといった様々なカヴァー・ソングの動画をYoutubeにアップすることで話題となりました。さらにカヴァーだけでは飽き足らず、テノリオンを駆使した自作曲も動画で披露して、彼女の作曲センスやアレンジ・センスの才能を多くの人々に証明する結果となりました。
little boots - MEDDLE bedroom version
そしてこちらが同曲のTVでのパフォーマンスです。
Little Boots - Meddle on Later with Jools Holland
これらの動画が話題となり、イギリスの国営放送局BBCが識者の意見を総合して選出する期待の新人ランキング〈BBC SOUND of 2009〉で、見事2009年度の1位を獲得! さらにリリー・アレンらを手掛けたグレッグ・カースティンや、ホット・チップのジョー・ゴッダードなどがプロデュースで参加した彼女のデビュー・アルバム『Hands』はイギリスの06/20付けのアルバム・チャートで見事初登場5位に輝きました! さらに今年の〈SUMMERSONIC 2009〉にも出演が決定! ある意味〈日本と英国の知の融合体〉ともいえる存在だけに、そのステージ・パフォーマンスが早くも楽しみです! それでは最後にアルバムからの最新シングル「New in Town」のプロモ・クリップをご覧頂いてお別れしましょう。
Little Boots - New In Town
関連サイト
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