〈フジロック '11〉座談会レポ:一日目!
〈フジロック '11〉座談会レポ:一日目!2011/08/16
言わずと知れたロック・フェスの代名詞〈FUJI ROCK FESTIVAL〉が今年も苗場にて開催されました。OOPS!ではその三日間の模様を、ライター陣との座談会形式でプレイバック! 各日ごとに三日連続で掲載致します。まずは初日のレポートをお楽しみください!
◆2日目のレポートはこちら!
●座談会に参加したライターのプロフィール
今年は初の〈ぼっちフェス(一人ぼっちでフェスに行くこと)〉をフジで経験。あの寂しさはハンパない。もうやだ。
細かいことは全部忘れちゃいましたが、今年も面白かったです!
5回目の参加にして初めて3日間をビーサンで踏破。ちょいちょい川で足を洗ってリフレッシュできるので実はラクチン。
●一日目
――恒例の天気の話から始めましょうか。新潟が豪雨に見舞われてたわけですが。
高橋三日間振り続けてました。最終日は青空も見えましたが。
原田でもハードな雨ではなかったよね。
小林友達からは心配するメールが届くんだけど、苗場に限って言えば大したことなかったですよね。
高橋むしろ過ごしやすかったかもしれないですね。強い日差しがない分。
――初日はどんな感じで動きました?
高橋前日入りして、早い時間からいろいろ見てたんですけど、ペインズ・オブ・ビーイング・ピュア・アット・ハートが良かったですね。
原田いちばん観たかったんだけど、間に合わなかったな~。
高橋ライヴだとシューゲイザー感がそんなになかったです。歌がしっかりしてたし、骨太なロックという感じでそれがおもしろかったです。
原田3日目に出たノー・エイジもシューゲイザー感なかったよね。普通にオルタナ……と言うかグランジのバンドみたいだなと思った。
高橋そこからマヌ・チャオを観に行って、めちゃめちゃ盛り上がってましたね。フジロック的な盛り上がりと言うか。
原田ヴァクシーンズは?
高橋前の方で歌ってる人もいて、新人なのにこんなに受け入れられてるのかとびっくりしました。すごい盛り上がってましたね。
原田オアシス的な支持のされ方だよね。
高橋そうですね。良心的なUKロック。カイザー・チーフスと合わせて観る人が多そうな。
小林ヴァクシーンズは最近のUSインディーから思いっきり影響を受けつつ、UKっぽさを出してやってる感じなんですよね。結成当時はアニコレみたいなことをやってたと、本人たちが言ってました。
原田へえ~!
高橋原田さんは午後に到着したんですよね。
原田何を観たっけなあ……酒は飲んでたと思うけど深夜のウォッシュト・アウトまでなにやってたのか記憶が……。苗場に着いたときの記憶はあるんだけどね。
高橋大丈夫なんですか……。
――〈GREEN STAGE〉のトリ前はアークティック・モンキーズですね。
小林彼らは小さいライヴハウスでもデカい会場でもまったく同じライヴをやる。スタジアムだからって派手な照明を使ったりしないし、ファン・サーヴィスもない。そういうところは魅力でもあるんですけど、以前に〈サマソニ〉で観た時はストイック過ぎて物足りないなあと感じてしまった。でも今回は、その時に比べるとファン・サーヴィスを感じるライヴだったんです。みんなが好きな曲を多めにやってたし、曲のブレイクの瞬間にアレックス・ターナーが客を煽ったり。以前はそんなこと絶対やらなかった。
高橋僕は今回初めて観て「すげえ淡々と演奏するバンドだなあ」と思ったんですけど、あれでも変わってたんですね。
小林そうなんです。その微妙な差なんだけど、デカい会場でやった時の印象はかなり良くなったと思いました。熱心なファンのなかには、もしかしたらその変化を嫌がる人もいるかもしれないけど。
原田迎合しやがって、と(笑)。
小林スタジアム級のところでやらざるを得ないバンドじゃないですか。そういうライヴでの魅せ方を入れつつ、彼ららしいストイックさも残しつつやってたので、僕は良いバランスだなと思いましたね。
高橋コールドプレイはどうでしたか? 僕は通りがかっただけですけど、花火が上がってえらい盛り上がってましたね。
小林盛り上がりましたねえ。アークティックがサーヴィスするようになったとは言え、すごいストイックなバンドじゃないですか。それとは対照的な、超エンターテイメントなライヴでしたよ。電飾とか映像とかガンガン使って、最初の3曲くらいで紙吹雪は舞うし風船はバンバン飛ぶし。「なんじゃこりゃ?」ってくらい仕掛けがたくさんある。こういう大きなステージのヘッドライナーを飾るにはふさわしいと思いました。
高橋ビッグ・オーディオ・ダイナマイトからウォッシュト・アウトに移動する時に通りかかったんですけど、後ろの方で外国人が熱唱してました。
原田ウォッシュト・アウトはむちゃくちゃ良かったね~。最前で観ちゃった。
高橋完全バンド編成でしたねえ。
小林キーボードが奥さんなんですよね。『Life Of Leisure』のジャケットに出ていた。
原田決して運動神経の良くなさそうな人たちがフィジカルなライヴをやるっていう、ああいうのはグッと来るね。メトロノミーのライヴも同じようにCDとは違って体を使ったステージングだった。打ち込みのバンドがライヴでは違う見せ方をするっていうのが俺には今っぽく見えたな。
高橋アルバムに近い、作り込まれた音を鳴らすのかと思ってたら全然違いましたね。大味と言えば大味なんだけど。
原田ナードっぽい若者が頑張ってる様子を見て応援したくなった……って言い方も失礼だけど、でもそれが偽らざる感想かなあ。
小林〈FREAKS MUSIC FESTIVAL〉に出た時はそんなに煽る感じじゃなかったですからね。フジの空気に触発されてアッパーなステージになったのかな。
高橋すごい盛り上がってたし。夜が始まる感がありましたね。
原田テンションあがったもんね。はしゃぎ過ぎた……と言いつつその後の記憶も全然ないんだよなあ。気が付いたら宿だったんだよね、下半身丸出しで。
高橋起きたらギョッとしましたよ……はっちゃけ過ぎ!
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