第4回 2008年ベスト
2009/01/07 | タグ:Citrus ZAZEN BOYZ やけのはら 電気グルーヴ
ども! あけましておめでとうございます。さて、開始数回にして「最初とテンションが全然違いますね」とOOPS!編集部でも噂だという噂も耳にしたりするこの連載ですが無事に(?)年を越すことが出来ました。今年もご拝読よろしくお願いします。
年始の音楽雑誌~音楽サイトの定番企画といえばやはり『○○年BEST』とかそういったものです。「あ~こんなのもあったのか!」とか「やっぱりこれ良かったよな~」とか、定番企画だけあってやはり読んでいて楽しいものですし、新たな音楽との出会いのきっかけを作ってくれたりするわけであります。なので、ここはドカンと安易に私も安全牌に乗らせていただき、今回は『みんなに聞いた! みんなが聴いた! 2008年BESTはこれだ! そしてそれを聴いて勉強させてもらう!』という企画で行こうと思います。ただし! 例えば著名なミュージシャンや評論家、有名人などのベストなどは様々な雑誌でほっといても読めてしまいます。なので音楽雑誌からはベスト選出の依頼が来ないであろう普通の友達にベストを聞きました。
1人目は下北沢に在住の国大生、長汐祐人クン(23)です。
2. □□□『tonight』
3. Perfume『GAME』
4. 相対性理論『シフォン主義』
5. HARLEY & QUIN『TOUCH』
6. ウリチパン郡『ジャイアントクラブ』
7. Arctic Hospital『Neon Veils』
8. TOFUBEATS『HIGH-SCHOOL OF REMIX』
9. チャットモンチー『風吹けば恋』
10. Crystal Castles『Crystal Castles』
とりあえずは邦楽が多いですね。で、多少打ち込み寄り。この中で私が聴いているのは1、5、8だけでした。ウリチパン郡は、何度かイベントご一緒させていただきライブは見ているので聴いた気になってましたが良く考えたら未聴でした。良さそうなので聴いてみたいところですね。不勉強につき、アークティック・ホスピタルさん、存じ上げなかったのですがYouTubeで見てみると、
デトロイド・テクノの流れを感じさせる綺麗で聴きやすい作風ですね。これは結構好きかも知れません。長汐クン、教えてくれてありがとう~。クリスタル・キャッスルズはアルバムまでの曲はちょこちょこ聴いてましたが、なんか興味なくなってアルバムは未聴でした。で、またもやYouTubeで探ってみると…
今っぽいエディット感もある泣きのエレポップという感じで、多分今までの集大成的なアルバムなんだと思います。アルバムの中の実験曲として急にボサノバをやっているとか30分のドローンの曲があるとかはないと思われます。日本盤出てたら近所のTSUTAYAにあるかしら? 長汐クン、今年はとうとう就職だね。恋にお仕事に頑張ってね!
さて2人目は横浜市在住で高校の後輩(在学時期に被りは無し)の三枝泰介クン(20)です。
2. LUVRAW 『RECALLS THAT MELLOW AFFAIR , THE NAME OF ECSTASY』
3. スチャダラパー『ライツカメラアクション』
4. CARDOPUSHER『Unity Means Power』
5. MSD,Ndendeki Vs. Mat Weasel『Japanese Teknival』
6. DJ TECHNORCH『BOSS ON PARADE REMIXES ~DJ TECHNORCH meets XXX~』
7. キリコ『BLAST』
8. V.A.『Bring Out The Big Guns EP』
9. HIMURO YOSHITERU『WELCOME MYSELF』
10. CARRE+ORGANIZATION『SHOGUN'S SADISM』
1から3は「クラブ帰りの朝方、学校帰りの夕方とかに聴くとたまらないです」、4から6は「DJでよくかける3枚」、とのことです。いや~これは一気に濃いチャートだな~と言う感じで私が聴けてるのは、1と2、7、10ですが、全然知らないのも結構ありますね。彼はブレイクコアのDJをしているのでそういう系では有名なやつとかもあるのかもしれません。
で、とりあえず触れないわけにはいきませんが、栄えある1位に私の音源を選んでくれるというのにはやはり高校の先輩後輩をという関係を感じずにはいられないところであります(「選べ!」とかは言ってないけど気を使ってくれているのです)。スチャダラパーさんはYouTubeでは曲を聴きましたがCD自体は聴けてないのでチェックしたいところです。7のキリコさんは日本人のラップの方で、これが2枚目のアルバムです。タイトルの『BLAST』というのは、前身時代を含めると90年代中番から約10年間発行されていた日本のヒップホップの雑誌で、そのBLASTがあった時代の日本のヒップホップ~ヒップホップ・シーンなどを題材としたアルバムで、兎に角注釈なしでマニアックな固有名詞~話題が次々と出てきてこれを全部理解して聴けるのは相当なマニアだな~という思い切りの良い、普通の音楽リスナーを置いてきぼりにすることをじさない振り切れた作風に驚きました!
5のNDENDEKIさんは三枝クンのご友人のようで「目が離せない一年でした」とのことですが不勉強につき存じ上げなかったので、 またまたYouTubeで探ってみたのですが残念ながら音が割れまくっていて良く分かりませんでした…。と、いうか途中から異常にプラコップが画面を覆いつくすのが印象に残ってしまいました…。三枝クン、今年は就職活動だね! 恋に就活に頑張ってね!
さて3人目は練馬に在住の小野圭介クン(25)です。
2. 電気グルーヴ『J-POP』
3. 韻踏合組合『SUPER STAR』
4. Tangoterje“I WANT YOUR LOVE(hello Kenny edit)”
5. MAGIC EDIT ALLSTARS“Voices”(他2曲)
6. o.n.o『Signalog』
7. Butthead Sunglass『BICYCLE SIREN WITH MICROPHONE』
8. BOREDOMS“voaltz(u-bus remix by altz/kabamix)/rereler(dj coswamp mix)”
9. onoden『edit and mush up集』
10. 宇多丸のウィークエンドシャッフルで流れた、やけのはらmegamix
彼もDJをしていて「今年買ったミニマルのレコードは甲乙つけがたく、いいものが多かったです。ゆえに選べず…」とのことで邦人のオルタナティブな音楽が多目のセレクトです。私が聴けているのは1、2、3、9、10です。ZAZEN BOYSさんは打ち込みの最後の2曲が好きで私も結構聴きました。電気グルーヴの久しぶりの復活作は、ナンセンスな歌詞にジャーマン・ニューウェービーな音、選び抜かれたアナログ・シンセ~ドラムマシーンのふくよかな音色に抜けの良いマッシブなミックスと最高でした。タンゴテリエはトッドテリエさんのプロジェクトで、曲名からいってCHI○ネタですかね。この曲はYouTube見つからなかったのでMJネタのこの曲を↑。
や~最高ですね~。って小野クンが選んだのはこの曲じゃないんですけどね。トッドテリエさんといえば、私はトッドテリエ&プリンス・トーマス“Reinbagan”がお気に入りで、朝方とかによくDJでかけました。
ちなみに9は小野クン自身の音源で、10は、おばあちゃん子の彼ならではの私への気遣いが感じられるセレクトです。小野クン、そろそろ社会人も3年目かな? おばあちゃんに心配かけないように体調に気をつけて、恋にお仕事に頑張ってね!
最後、4人目です。三浦市の在住の伊藤研作クン(26)。
彼は私がDJをするイベントにもよく遊びに来てくれる、年間100日近くはクラブに行っているんじゃないかというウィークエンダー~パーティーピープルなのですが…、「必死になって思い出し考えたんすけど、まず自分で買ったCDは自動車免許合宿で行った埼玉県行田市のブックオフで暇潰しのために買った中古CD数枚とユニオンで買った中古レコードが数枚、1枚だけ新品も買ったが2007リリースで、あとは弟が買ったもの中からしか情報がないっす」とのことで、あれだけクラブに行きつくしといてまさかの08年リリース作購入0枚! しかし自分で音楽を買わなくても毎週クラブで色々な音楽を聴いているのである種健全というかなんというか…。「すんませんこんなんで良ければ…」のと注釈つきで『教習所の空き時間田んぼ道をチャリを乗りながら聴いた曲ベスト』というのを送ってくれました。
って、多分これをその行田市のブックオフで買ったんでしょうね。そしてそれを教習所の空き時間に田んぼ道でチャリに乗りながら聴いたんでしょうね。これはベストといえるのでしょうか? 彼の思い出での話ですね。しかもというか勿論というか旧譜です。ウィーザーとオフ・スプリングのカヴァーは見つけられなかったのですが一応YouTubeを。
確かに田んぼ道に合いそうではありますね。「こんな無茶苦茶な生活するのも25歳までっすよ」と数年前に言っていたあなたももう20台後半ですね。行けるところまで無茶しながら遊びに恋に仕事に頑張ってください!
以上、2008年ベストでした!
■今月の1枚 Citrus『Pits Are The Pits (25 GOLD=RARE=DEBRIS 1992-2000)』
Citrusがリリースしてきた音源のなかから、トラットリア・レーベル時代を中心に25曲収録したコンピレーション。レア音源も多数収録されたお徳盤です(1月21日発売)。
で、今回の気になるCDはCitrus『Pits Are The Pits (25 GOLD=RARE=DEBRIS 1992-2000)』。ポップでストレンジ、宣伝フライヤーの『シトラス回顧対談』が滅茶苦茶面白い! ではまた次回~。
やけのはらプロフィール



























