第3回 THE!停!滞!
2008/12/05 | タグ:EVISBEATS NIPPS TETRAD THE GANG OF FOUR やけのはら
ジャンルを問わずさまざまなパーティにDJで出演し、トラック・メイカーとしても活躍、最近は、イルリメ、idea of jokeのメンバーらによるバンド、younGSoundsにも参加している、やけのはらの連載です。今回は、いまだ定まっていない本連載のコンセプトを改めて考えてみました。
■今月紹介する3枚 ARNAUD REBOTINI『Music Componetnts』、EVISBEATS『AMIDA』、TETRAD THE GANG OF FOUR『NIPPS presents TETRAD THE GANG OF FOUR』
ブラック・ストロボのフロントマン、アルノー・レボティーニさんの初ソロ作『Music Componetnts』。アナログ機材を使い、ライヴ・レコーディングで作られた、ダークでぶっとい音のエレクトロ・アルバムです(12月5日発売)。
元韻踏合組合のトラック・メイカー/ラッパーのEVISBEATSが5年の歳月をかけてリリースする初オフィシャル・アルバム。KREVAからインディー作まで、あらゆるアーティストから引っ張りだこの氏によるバラエティ豊かすぎる作品です(12月12日発売)。
BUDDHA BRANDのラッパー、NIPPSによる新ユニット、TETRAD THE GANG OF FOURの初アルバム。“人間発電所”のリメイク的楽曲、NIPPSのソロ・シングル“PARTNERS IN CRIME”の続編なども収録されています(発売中)。
ども、お久しぶりです。と、そ知らぬ顔で普通に切り出しましたが、この日までに原稿を送れといわれた言われた期日(締め切りと言うらしいです)を何日も過ぎてしまいました! 過ぎてしまいましたと、まるで今回初めてそうなったかのように書きましたが、実は前回も前々回も、送れといわれた期日を守れていません! 申し訳ない限りです…。などと書きながらジワジワと文字数を稼いでいるわけですが、今現在この原稿を書くにあたって全くのノー・アイデア、かつ書きたいことはこれっぽっちもない有様です。なので、とりあえず第1回に途中まで書いた連載を始めるにあたっての経緯、および初心表明的な意気込み! 気合! ぶちかまし! エナジー! のようなもの、つまり前書きのようなものをもう一度おさらいします。第3回目を執筆している今現在、擦り切れ枯渇し、裸電球一個すらも点くか点かないかというレベルのエナジーしか保持していない私が、なぜ第1回目を始めるにあたって意気込みを今更書き記さないといけないのかは、もはや良く分かりませんが、残された道は他に無いのであります。 第1回目に書いたのは、私がクラブでOOPS!の人に話しかけられ連載を依頼してもらったという内容なのですが、それを妙に細かいディティールで書いたことにより規定文字数を超えてしまいそこで終わってしまったのです。私に折角機会を与えてくれたのはありがたいものの、文を書くのは基本的にあんまり好きじゃない、何も書きたいことが無い、困ったな~と思い、数週間、返事を保留していたのですが、ある時ふと閃いたのです。
例えば『にゃんにゃんミュージックライフ』と題し、ネコ好きと音楽好きの心を掴もう的なコンセプトで連載を始めるとします。そうするとネコと音楽のことは毎回確実に書かなければいけないので、ある種のハードルがあるわけです。ある時、急にネコの事を嫌いになったとしても、毎回可愛いネコの写真を載せたり、ネコちゃんに関するちょっとした面白エピソードのようなものをひねり出さなければいけないのです。これは大変じゃなかろうか? まずネコ飼ってないし、別に嫌いとは言わないまでも特に好きというほどではない。つまり、元々筆が重い私がハードルをあげた設定を先に決めてしまうと連載を続けるのが困難になる可能性が非常に高いのです。そこで考えたのが、ただボンヤリと気になるものを取り上げるというコンセプトなのです。それは音楽は勿論、昨日食べた定食、パルテノン神殿、あの消しゴムが良く消える、「ああ~雲が動いた~」、と私が勝手に気になった万物が取り上げる対象になるわけです。こりゃしめた、書き放題じゃないか! と、思って始めたものの、対象を広げすぎボンヤリとしたコンセプトにし過ぎたためでしょうか、早3回目にして何処にどう進めば良いのか分からなくなっております。まあ…来年頑張れば良いかな…頑張れるかな…。
今回の気になるCD、まずはブラック・ストロボのアルノー・レボティーニさんのソロ・アルバム『Music Components』。古いドラムマシーンやシンセサイザーのみで作ったそうで、兎に角、音がカッコ良い! 音が汚い腰の入ったマッシブでダークなテクノで最高でした! 古い機材を使用しながらも流石のバランス感覚で、仕上がりはマニアックなものではなく現代的な響きになっております。と、もう一枚。元韻踏合組合にして、奇才トラックメーカー~ラッパー、EVISBEATSの待望のソロ・アルバム『AMIDA』! ワールド・ミュージック的な気持ちよい音をベースにした、ユーモラスで風通しの良いアルバムです。歌詞も面白い。『般若心経RAP』なんていう荒業も! さらにもう一枚、『NIPPS presents TETRAD THE GANG OF FOUR』。NIPPS氏も参加の4人組ヒップホップ・ユニット! KEN SPORT氏のメロウでダーティーな音も堪能できます。NIPPS氏、結構沢山ラップしてます。では、ま!た!来年! ドロン!
やけのはらプロフィール




























