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やけのはらの「気になるアイツ」

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第21回 2010年ベスト!

2011/02/04

Text: やけのはら/Illust: 加藤大紀

 ども、あけましておめでとうございます! と、しれっと書きましたが実はもう2月です。「あけましておめでとうございます」って何時まで使って良いんでしょうかね? とりあえず普通2月はもう使わないかもしれません……。と、いうよりも月に一度更新という予定が、昨年は全然更新しなかった訳ですが、なんとかこの連載もとりあえずは3年目に突入しております。始めた当初から「いっこうに行き筋が見つからないと」しきりに嘆き、現在では本格的に路頭に迷い、「どうしよう? もしかしてこれって迷ってる……というか遭難してるんじゃない!」「う、うん……。だけどこんなこともあるかと思ってちゃんと方位磁石も……、あ、あれ?定まらないぞ!」「ここは溶岩流の形成する磁場の関係で、方位磁石も利かないんだよ!」「え~~!」というような状況ですが、今年も頑張りたい所存ですのでご拝読よろしくお願いします。

 さて、年始の音楽雑誌~音楽サイトの定番企画といえばやはり〈○○年BEST〉とかそういったものです。「あ~こんなのもあったのか!」とか「やっぱりこれ良かったよな~」とか、定番企画だけあってやはり読んでいて楽しいものですし、新たな音楽との出会いのきっかけを作ってくれたりするわけであります。なので、ここはドカンと安易に私も安全牌に乗らせていただき、今回は〈みんなに聞いた! みんなが聴いた! 2010年BESTはこれだ! そしてそれを聴いて勉強させてもらう!〉という企画で行こうと思います。ただし! 例えば著名なミュージシャンや評論家、有名人などのベストなどは様々な雑誌でほっといても読めてしまいます。なので音楽雑誌からはベスト選出の依頼が来ないであろう普通の友達にベストを聞きました。2008年ベスト2009年ベストに続き3年目の開催であります。

1人目は下北沢に在住の会社員、長汐祐人クン(25)です。

1. Dorian 『Melodies Memories』
2. オカダダ 『オカダダの勝手Remix 1』
3. (((さらうんど))) “サマータイマー”
4. LUVRAW & BTB 『ヨコハマ・シティ・ブリーズ』
5. あふりらんぽ 『WE ARE UCHU NO KO』
6. ITALOBOYZ 『Bla Bla Bla』
7. O.S.T. 『SR2 サイタマノラッパー2 ~女子ラッパー☆傷だらけのライム~O.S.T.』
8. 見汐麻衣 『ひきがたり2』
9. PIXELTAN “Yamerarena-i EP”
10. 三毛猫ホームレス 『三毛猫ホームレス』
★やけのはら『THIS NIGHT IS STILL YOUNG』
PIXELTAN“Yamerarena-i”PV

 「昨年は、待ちに待っていたやけさんのアルバムが聴けたことがほんっとうにうれしかったです! すてきなアルバムありがとうございます。やはり別格と言うことで、今年も別枠にさせていただきます」とのことで、出来レースっぽい感じでなんかスンマセン。恐縮です。と、いうか言わなくてはならないこととして、元々は上記したようにイヴェントに遊びに来てくれる普通の友達に前年のベストを聞こうという企画だったんですが、彼は今では「メランコフ」と言うWEBフリーペーパーと作っておりまして、昨年は私の関わる催しの取材もして頂きました。ありがとうございます!

 「昨年は、なにか節目の年になった気がします。社会人も、4月から3年目で、ついに後輩も入るとのことで気を抜けなくなってきました。もう学生気分ではいられません。がんばります!」とのことです。〈もう学生気分ではいられません〉、これは“夢見る少女じゃいられない”的な大人の階段を上っている宣言でありますね。もう気軽に「頑張ってください!」などと言っていられない感じですが、働き盛りこそ体調に気を使って恋にお仕事に頑張ってね!

さて2人目は横浜市在住の会社員、三枝泰介クン(22)です。

1. やけのはら 『THIS NIGHT IS STILL YOUNG』
2. Dorian 『Melodies Memories』
3. LUVRAW & BTB 『ヨコハマ・シティ・ブリーズ』
4. FANTASTIC EXPLOSION 『Sounds In Space』
5. V.A. 『MP3 killed The CD star?』
6. madmaid “Who Killed Rave at Yoyogi Park EP”
7. Enfance fini 『スペクトラ』
8. SKRILLEX 『Scary Monsters And Nice Sprites』
9. Hiroyuki ODA 『Thirty』
10. LONE “Pineapple Crush”
SKRILLEX“Scary Monsters And Nice Sprites”

 「今年で社会人2年目になります。平日は忙しくなりましたが、財布の余裕からか去年はCDをよく買ったと思います。DJの予定もよく入るようになりましたが、ミスメロに行けてないのがすごく残念です」とのことです。まず説明として〈ミスメロ〉というのは私や友達がノンビリと横浜で8年に渡り続けているイヴェントで、彼は大学1年の時から足しげく通ってくれていたのですが、それが今では彼自身もDJとして地方を含めた様々なイヴェントで活躍しているのです! なんと! これでは、もう普通の友達に前年のベストを聞くというのから、またしても外れて行ってしまっているではありませんか(ちなみに彼のサイトはここ)!!

 さて、気を取り直してチャートに目を移すと「2010年ダブステ絶好調な感じでしたが、SKRILLEXが一番衝撃でした。キレイなブレイクとベースのエグさのギャップが大好きです」とのことです。不勉強につき知らない曲でしたが270万を超える再生数!に、まず驚きました。

 昔のシャープだった印象から今ではプロレスラーのような体格になって来ているのが多少心配ですので、忙しいとは思いますがDJに仕事に恋に、今年もバリバリと頑張ってね!

さて3人目は練馬に在住の会社員、小野圭介クン(27)です。

1. やけのはら 『THIS NIGHT IS STILL YOUNG』
2. BLACK COFFEE “Superman”
3. RISCO CONNECTION 『Risco Connection』
4. DJ NOBU 『ON』
5. HIKARU “09~10Grassroots年越しmp3”
6. MARK E “Freaking Shriekin/Formed”
7. INSIDEMAN A.K.A Q 『Dear』
8. THE BEE GEES “You Should Be Dancin(Todd Terje Re-edit)”
9. DJ ASPARAGUS “OPEN UR EYES/100 WAYS(DISCO VERSION)”
10. 古典フラダンス@FUJIROCK FESTIVAL
BLACK COFFEE“Superman”PV

 彼も、私のアルバムを選んでくれました。本当スンマセン。ありがとうございます! 彼もDJとしていろいろやっておりましてそれを反映した(?)ダンス・ミュージックよりのセレクトであります。YouTubeで探ってみると、2は「2010年ディープ・ハウス部門1位です。2番のサビでヴォーカル音程が上がるんですが、ここが気持ちいいくらいナイス歌声を聴かせてくれてよくDJでかけました」とのコメント、なかなかマニアックな聴き所だなと思いましたが確かに素敵な良い曲ですね。

MARK E“Freaking Shriekin”

 「曲の展開がスムーズかつ緩急があって美しいなと思います。さすがの一言です」とのコメントの6、う~ん、まさかのグレース・ジョーンズ・ネタ! 良いっすね! 10は「たまたまフェスで2時間以上にわたり、フラダンスの歴史を見ました。ダンスの意味(ダンスで手話みたいに言葉を表現するそうです)や曲の意味の解説を聞きフラを見ると、自然と魅了され感動しました。あと踊っている女の子が抜群にかわいかったです」とのこと。最終的にそこかい!と思わずにいられませんが普段触れないものに接するというもの良いですよね。去年はあまり会う機会もなかったけど、元気でしたか? ひとり暮らしを始めたときは激やせしてご家族の方も心配してましたし、忙しいとは思いますが体調管理にも気を使って(特に夏場は水分補給を忘れずにね)、恋に仕事に頑張ってね!

 最後の4人目は、横須賀市東逸見に在住の伊藤研作クン(28)です。

 昨年、一昨年と新譜購入ゼロの強者ですが、さて今年は……「そして毎年のことながらも 去年2010年も新譜の購入一切ナシと思っていたら、たった一枚買っていました!!」。おっ!と思いきや「2010年本当に久しぶりに購入した新譜best1! ボアダムスのEYEのMixCDのSkySizeSea。ですがコレはヘミの家の同居人と折半での購入が残念ですが新譜を買ったことは事実」とまさかの折半購入! 泣ける話であります! 中学生か!? 昭和か!? インターネット時代に咲いた一輪の優しさか!

ポール・マッカートニー&ウィングス“Let 'Em In”

 「後は思い出の曲ですんません。今や本場ヨーロッパのテクニバルを追って帰って来れなくなったデストロォイのホイットニーヒューストンのボディガードのあの曲のサビのエンドレスedit。FRAN-KEYさんが一晩のパーティで五回もかけた!!ノーマン・コナーズのソーマッチラブ。去年の地元でのビーチパーティBEACH WHISTLEの二日目の夕方、散々散らかしてほとんど人もいない中かけた一曲→ポールマッカートニー&ウィングスのLET 'EM IN」。

 そういえば昨年は、上半身裸に短く破いたジーンズに自分で作ったボンボンといった姿でステージにダンサーとして乱入し「あのゲイは誰だ?」と噂になった事件もありましたね。「こんな無茶苦茶な生活するのも25歳までっすよ」と数年前に言っていたあなたも、むしろより一層無茶苦茶な生活になっているような気もしますが、行けるところまで無茶しながら遊びに恋に仕事に頑張ってください!

 皆様、ご協力ありがとうございました! 以上、2010年ベストでした。人それぞれ色々ありますね~。では、また次回~。

やけのはらプロフィール
 DJとかラップとか曲作りとかバンドとかしてます。アルバム『THIS NIGHT IS STILL YOUNG』出てます!
●やけのはら関連作品を紹介
ファースト・ソロ・アルバム『THIS NIGHT IS STILL YOUNG』
七尾旅人×やけのはらのシングル“Rollin' Rollin'”
やけのはらが参加しているyounGSoundsのアルバム『bootleg of ys』
やけのはらのリミックスを収録したシグナレスの初アルバム『NO SIGNAL』

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