第13回 ZEN-LA-ROCKさんとのお話
2009/11/18 | タグ:やけのはら、ZEN-LA-ROCK、Dorian、LUVRAW
ども、こんにちは! 今回は11月18日に新しいアルバム『THE NIGHT OF ART』をリリースしたZEN-LA-ROCKさんとお話をしてきました。そのアルバムにも参加しているLUVRAWさん、Dorianさんにもゲストで加わっていただいてます。
■今月の気になる一枚 ZEN-LA-ROCK『THE NIGHT OF ART』
やけのはらZEN-LA-ROCKさんの新作を聴かせてもらいまして、本人を目の前にして言うのもなんですけどすごい良くて。
ZEN-LA-ROCKありがとうございます!
やけのはらメロウで夜で……みたいなテーマがひとつ最初にあって、そこに向かって作った感じがしました。なんでこういう方向性を絞ったものにしたんですか?
ZEN-LA-ROCKまず、LUVRAWとBTBが“On The Way Down”を出したりするPan Pacific Playa(※1)周りの動きがあって、いっしょにやったライヴの評判もすごく良かったりしたんだよね。それで、この感じを音源化したいなあと。
やけのはら自然な手ごたえの流れで、こうなったと。
ZEN-LA-ROCKもともと、ベタなところで言うとザップとかPファンクが好きだったし、その辺の要素を今回、うまく発展させることができたんじゃないかな。
やけのはらZEN-LAさんて、なんか凄いプロデュース・スキルがあるなあと思いましたね。「この流れだったらDorianに頼むとハマる」みたいな。ほかにもトラックを頼めるおもしろい人はいるわけでしょう。
ZEN-LA-ROCKいやでも、今回は身内しかなかったかもしれない。たとえば、ここで急に有名なプロデューサーに頼んだりするのも違うでしょう。やっぱ楽しく作れることが大前提だったし、シビアな話をすれば制作費もそんなになかった。そのなかでむちゃくちゃな意見を言い合いながら作ろうとしたら、この面子になった。一番未知数な人選だったのがDorianかな。でも、彼の5曲入りのCDを聴いたら「頼めるかな」と思って。
やけのはらDorianは80'sのエレクトロみたいな匂いもあったし、通じるところがあるという判断ですよね。LUVRAWくんはどうですか、今回参加してみて。
LUVRAW俺は今回はスキットとイントロとアウトロと……トークボックスで1曲か。
やけのはらでも聴いた印象だと、もっとLUVRAWくんが入ってる感じがするよね。日々の関わりがあるから、やっぱり参加した曲数以上にLUVRAW度数は高いんじゃない?
LUVRAWトラックに関しては、作りかけの曲しか持ってなくて、全然出せるものがなかったんだよね。トークボックスはBTBさんのトラックだったこともあって、かなり気に入ってます。日本語でやったのも初めてだったし。
ZEN-LA-ROCKそこは縛りとして俺から発注したんだよね。日本語でトークボックスをやって欲しいって。日本語を一言入れるだけでも伝わり方がかなり違ってくるからね。
やけのはらおお、ここでもプロデューサー眼が(笑)。どうですか、Dori兄さんは?
Dorianやらせてもらってすごく楽しかったです。
ZEN-LA-ROCKDorianはあまり現場には来てなくて、データだけのやり取りでやってくれたんだよね。つうか、送って来たデモの段階で、もう完成してんだよ。「俺は最後まで作ったから、ZEN-LAはこの尺に入るようにラップしろよ」って言ってるような音が届いちゃって。
やけのはらああ、その感じはわかるな。Dorianはワン・ループを作るタイプじゃないから、「トラックをくれ」って言われたら作り込んだやつを渡しちゃうんでしょ。
Dorianでも、今回やらせてもらった“GIMME DA NIGHT”は前から作りたかった感じのものになったんで良かったです。
LUVRAW良すぎるよねえ、あれは。Dorianくんは、ファンクを意識しなくてもファンクになっちゃうみたいなところがあるよね。
ZEN-LA-ROCKね~。Dorianの音は〈Prelude〉レーベルって感じ。あれを作ったときって何をイメージしたの?
Dorianレコ屋で100円で売ってるフリースタイル(※2)ものみたいな音がやってみたかったんですよ。
ZEN-LA-ROCKなるほどねえ! 良いこと言うなあ。じゃあ今度はホントにフリースタイルをやろうよ。(カヴァー・ガールズの)“Show Me”みたいなやつ。
LUVRAWあの曲の女のヴォーカルはもともと入れるつもりだったの?
ZEN-LA-ROCKあれは俺が引っ張ってきたの。○○○○(某シティポップ・シンガー)の替え歌なんだよ。最初はレコードからアカペラを抜いたんだけど、結局は歌ってもらおうってことになって。
やけのはらいいレコーディング秘話ですねえ、それ。そう言えば、今回はサンプリングがほとんどないなあと思ったですけど。
ZEN-LA-ROCKいや、実はいろいろしてはいるんだよね。ネタ感を前に出してないだけで。まあもともとサンプリングはそんなに……って感じだし、基本は打ち込みだけで行けるでしょうと。実はLatin Quarterにも発注してたんだけど、途中段階のデモを聴かせたら「これだと俺は参加できない」って言われたんだよ。彼は全部サンプリングで作るから。
やけのはらそのLatinさんの意見は大人っぽいなあ。





























